いぶりがっこ交換会

3月7日 樫食堂さんでのいぶりがっこ交換会

大仙市太田にある樫食堂さん。素朴な雰囲気の小松夫妻(写真右)が営む多国籍料理が楽しめるレストラン。今回、美郷町すまっこファームの梅川さん(写真中央下)たちが何やらがっこ交換会をするという噂を聞き、沼山がっこも混ぜてほしいと懇願して、この会に参加させていただきました。

小松さん特製の特大鹿肉ソーセージと春一番ばっきゃカレーを滋味深い小皿のお料理といただいてほっこりしたあと、いよいよがっこ交換会はじまり!

すまっこファーム・梅川さんの「ウィスキー専用いぶりがっこ」(写真下)とたそがれ沼山がっこ(写真上左)、T-farm沼山がっこ(写真上右)、樫食堂・小松さんのがっこ(写真上右)

どれも塩分・糖分ともに控えめを目指した無添加絶品のいぶりがっこ。単体で味わったときにはわからなかった風味の比較が絶妙に香ばしかったです。僕個人としてはすまっこさんのウィスキー専用 Light Mediumが好みで、本当に美味しいがっこでした。われらが沼山がっこもまだまだ塩分・糖分ともに抑えて、ダイコン本来の味わいを高める工夫ができるだろうと確信しました。

かつてバーテンダーをしていたときから構想を持っていたという梅川さんのいぶりがっこにかける想い。婿養子として入った先が農家で、義父の米・トマト栽培を手伝うかたわら、自身のイメージするいぶりがっこづくりをダイコン栽培からしているというストーリーから、高い熱量が伝わってきました。ウイスキーを口に含んだときの香りとリンクするためにがっこの味わいを調整しているという熱い語りに魅せられました。

樫食堂さんでのガッコ交換会
参加者の皆さんの笑顔も輝いていました

この日はマザー食堂の五十嵐さんのご紹介で、山形から庄内オーガニックマルシェクルーのご一行様もがっこ交換会に参加してくれました。庄内にはきっとたくさんの逸品漬物があるだろうけど、「いぶりがっこのような特産品はなくて今日は交換できるものを持って来ていないんだけど..」と取り出したのは佐久間さんのご家族が営むぶどう園の燻製材と巨峰の干しぶどう。種ごとまるごと乾燥したぶどうの旨味が凝縮された絶品。美味しかったです。

今回庄内から佐久間さんたちと一緒にいらしてくれた土田貴文さんの素敵な写真を何枚かお借りしました。庄内オーガニックマルシェのみなさん遠いところありがとうございました。今後またつながっていけることワクワクしています!

佐久間さんのぶどう園の燻製材