ヒエとり合戦!

田んぼのヒエとり

一雨ごとに秋の気配を感じる今日この頃、いよいよ稲刈りも視野に入ってきました。

が、たんぼの稲がヒエの伸びに押されて倒れてしまいそうです…。

田植え後から1月半ほど除草機で4〜5回、そのほか手除草も施してきましたが、今年もやはり田んぼはヒエの山。ヒエの生えない田んぼを目指して毎年取り組んでいますが、いまだこれといって確実な除草方法の確立を模索している段階です。

2012年の仲間のヘルプ

2014年の”稲刈り騒動”(*1)以来、おおっぴらに農作業を手伝ってもらうという事を控えてきました。あれが「一生のお願い」だったので、これから先はこのような事態にならないよう最善の努力を尽くすという覚悟で臨んできたのですが、やはりそれでも、毎年のようにヒエは伸びてくる。この数年は、研修生として常時手伝ってくれる若者も何人かいたので、これまでにないような良い状態を作ってくる事ができたのですが、今年は田植え後の雨も少なかったこともあり、ヒエをかなり残してしまいました。

T-farmの田口康平君がfbでヘルプをお願いしているのを見て、僕も久々に仲間に頼ってみる勇気がでました。https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2232913856838456&set=a.122054487924414&type=3&theater


そして、まずは康平君の田んぼのヒエとりに手伝いに行ってみる事に。

t-farmのヒエとり

どこまでもまっすぐで、アスリート精神な康平君のたんぼのあきたこまちは力強く、そしていつもの自分の田んぼではない田んぼでのしごとを新鮮な気持ちで、体の中が何かあったかくなるようなものを感じて帰ってくる事ができました。

先週の土日で片付かなかったt-farmの田んぼを置いといて、今度は康平君がうちの田んぼのヒエとりに来てくれました。(火曜日)

7年前とはあまり変わっていない田んぼの状況ですが、確実に変わってきたことがあります。

仲間が増えました。今は、田んぼに心と体を寄せてくれる仲間に囲まれています。

そして、しみじみと自分の生きがいはこの田んぼや畑でのワークを通して、仲間たちや自然と心を通わせながら生き合う事だと感じています。

稲刈りまでは一月ほどありますが、ひとまず次の週末をヤマとして、ヒエとり合戦をしていますので、ぜひこの機会に田んぼにいらしていただけましたら幸いです。

期間1:9月3日(火)〜9月8日(日)まで。

時間は、9:00〜17:00頃までの間の都合のつく時間のみで構いません。

平日の参戦も歓迎いたします。

たくさん人数が集まりそうな日は、おにぎりやお味噌汁程度の昼食は準備したいと考えています。あらかじめご参加日時と人数などをご連絡ください。コメントでも構いません。

それから、手伝ってくださった方には何らかのお返しができるよう考えていますのでどうぞよろしくお願いします。

⚫︎ファームガーデンたそがれ(菊地晃生)

潟上市飯田川和田妹川字苗代沢40付近

連絡先 090-3553-3756


*1 稲刈り騒動… 稲刈り前の田んぼの水抜きが遅く、収穫期の雨も続いた事もありって、いざ稲刈りというときに 田んぼにコンバインが入れない状態となっていた。いっそのこと”手刈り”で稲刈りを済まそうと思いついたが、3haの田んぼの稲刈りを自分一人の手で行ったとして雪が降る前に終える事ができるだろうか? と途方に暮れて SNSや友人たちにお願いして稲刈りの手伝いに来てもらった。夜行バスで東京から来て次の日、温泉にも浸からずに帰路につく方。1週間も寝泊まりして手伝ってくれた学生さん…。3週間で延べにして200人もの方々に来ていただいて、見事すべてを刈り取った。以来、我が家ではその3週間の出来事を「稲刈り騒動」と呼んでいる。

3haを手刈りした2014年の稲刈り騒動
200人の手刈り 稲刈り騒動