しめ飾りリースづくり

10月に脱穀した稲を材料に仕立てておきました。

寒さも厳しくなってきて畑の収穫も片付けもほぼ終わり、今年も残すところ2週間あまり。今年もたそがれ野育園最終節は、「わらしごと」と「もちつき」で締めます。まずは、15日に開催したしめ飾りリースづくりのワークです。

予定としては午前はリース、午後はワラホウキと藁亀づくりをと考えていたのですが、そううまくは行きませんでした。今回は、リースを各自仕上げるのに誠意一杯。まずはひとつずつちゃんと形にして、次はまたやりましょう!ということになりました。

材料となる「稲わら」から各自育ててきたメンバー。田んぼでの活動をしていない方の分も余分にあるので分けっこして臨みました。

種をまいて、稲を育てて、お米をいただいた残りの副産物のワラ。これを用いて年神様を迎えることができたら最高だと思います。飾りとなる南天の実や松の葉などはこどもたちが朝庭でチョキンと採取してくれました。それから、ドライフラワーやリーフ。折り紙や水引に古帯まで みんなで持ち寄った材料で各自思い思いに手を動かします。

縄をなう作業に苦戦する場面もありましたが、コツを掴みながら、ちょっとずつ土台となる縄が出来上がっていきます。

ここでちょっと一息のお昼休憩。今回は、採れたての里芋とネギがたくさんあったので芋煮をすることに。毎度のことながら、「芋煮」と言っても仕上がりのイメージがわからず…。牛肉じゃなければいけないのか、鳥肉ではだめか、醤油か味噌か、豆腐は入れるのか、大根、人参は…。とやはり今回も悩み、そうだメンバーに山形出身の中野さんがいるじゃないか! ということで、

中野先生の芋煮会となりました。

今回もたくさんの持ち寄り一品が集結し、豪華なランチに子どもたちのお代わりも続出でした!

ご飯を食べたあとは、走り回っていたこどもたちも少しワラしごとに興味を持ったらしく、手を動かしはじめる場面も。う〜今からじゃ時間が足りない!と思いつつ、急ぎ足で亀をつくってみたり。

肝心の飾りつけの方は、花屋経験のある森谷さんの技の効いたアクセントが添えられたりして、華やかで個性的な印象のリースがたくさんできました。

ものづくり大好きなつき。リースでは飽き足らず亀もリベンジ。

最終的には乳幼児に挟まれて長女が幸せそうに寝ていました〜