たそがれ 冬のbefore after

before

新年あけましておめでとうございます(笑)。久しぶりにカレンダーをみたら、2020年の表紙が落ち、1枚、2枚もめくれているじゃないですか。

雪のない冬にやや落ち着かない今季の冬ごもりは、我が家の屋根裏リフォームに徹することとなり、それはそれでしっかりとエナジーチャージできたなと思い返しています。

正月2日かけつけてくれた電気工事士と塗装左官工の友人らの励みに押されて、三が日も休むことなく着工。パンチで天井をぶち抜いたあの日から早いもので二ヶ月が過ぎました。

家にある大工道具では仕事がはかどらず、レベラー、掃除機、トリマーまでもすぐに届けてくれて、瞬く間に配線処理と床下地貼りが完成したのでした。

そこから先は地道な壁開口部(アルミサッシ、木サッシ)の処理や断熱材の充填を含む壁下地、天井下地の工事ほか、柱の磨き&塗装、梯子や建て付け家具の製作をコツコツとこなして、いよいよ仕上げ工事を迎える段階となりました。

工事中は子どもたちも自分たちの部屋ができるのが楽しみで遊びに来てくれたり。

小屋に眠っていた材料を引っ張り出して埃をはらって磨いたり、廃材があるから使わないかと持ってきていただいたり。下地材は分揃い合わせた方が良いと知り、近くの製材屋に行ってみたり、床仕上げ材は知り合いの羽目板を選んだり…。

この二ヶ月間はほんとに楽しく有意義な時間を過ごすことができました。工事途中いろんな学びがあって、例えば壁の構造や屋根の構造、下地の構造にしても実際、自分が住んでいる建屋がどのように作られているのかを知ることができて楽しかったです。おそらく、大工に相談したら見積もりで150万〜200万。これの三分の一の材料費で完成することができたら三分の二の仕事をしたことになる。とか、近い将来に家を自力建設するための基礎知識が養われた気がします。

工事に夢中になりすぎて、田畑のことからすっかり離れ、気がつけばもうすぐ種まきの季節。2月末までをひとつの区切りとしていましたが、まだ終わらず、予定していたマキストーブ煙突の天井抜きは次年度へ持ち越すことに。ここから急ピッチで天井貼り、壁の漆喰塗り、床貼りを仕上げて、ひとまず第一工期完了を目指します。

afterの写真はのちほど。