屋根裏のこども部屋完成!

当初は、2月末くらいには完成をめざしていた屋根裏部屋のセルフリフォームですが、3月末日、ようやく工事完了となりこどもたちへ引き渡しました。完成した屋根裏部屋はこのように。

こどもたちは仕上げの漆喰塗りも自ら手がけ、気に入ってくれた様子。自分たちの机や宝モノを持ち込み、すっかり秘密基地となっているようです。

正月2日に天井をぶち抜いてから、約90日の冬ごもり期間でしたが、途中で味噌づくりやいぶりがっこの樽上げや商品の発送業務はこなしつつ、なんとか種まき前に無事に終了することができてよかったです。

まだ気になるところや不備もたくさんあるのですが、これにて今季の工事は一旦終了。続きはまた今年の田畑が片付いてからやりたいと思っています。次は1階の工事や外構もできたらと思っています。

この工事のおさらいの意味もこめて、着工前からの写真を並べてみます。電気工事や漆喰塗り、道具のレンタルまで買って出てくれた仲間に本当に感謝しています。

before
1階天井をぶち抜いたところ
床下地を施工後、最大26mmの不陸がありさらに30mm程度をかさ上げすることに。
外壁窓の施工と壁下地の石膏ボード
反対側も
正面の立ち上がり
まったくの暗室だった部屋に朝日が差し込んだ時は感動の瞬間でした
天井に断熱材を充填
はしごと建て付け家具の製作
床仕上げ材の施工後
パテ塗りとクロステープ施工(正広くん)
漆喰の中塗り
中塗り後
子どもたちがそれぞれ選んだ顔料で着色
漆喰塗り
チビも見学
正広先生がマーブル調の仕上げに
塗り直後
1階の仕上げ塗りは深夜に及んだ
2日経過後色合いも落ち着いてきた
完成

何が大変だったって、最大階高1800mmほどのところで、まったく立つことのできない現場だったということです。ひざまづきながらの3ヶ月、稀有の体験ができました。将来的には家を自力で建設できる技術を身につけてゆきたいと思っていますので、実に有意義な冬期間を過ごすことができました。

ここから心機一転、春の風も気持ち良くなってきたので、外気をたくさん吸い込んで野良仕事に没頭しようと思います。