春からのキッチンファーム(3)

春からのキッチンファーム1

春からのキッチンファーム2

の続きです。

里芋の初葉が大きくなってきました。

ズッキーニは風除けの中でようやく根付いたようです。

トマト畑も植え付けが完了し、支柱が立ち並びました。山から刈ってきた竹支柱が整然と並ぶ姿が圧巻です。みんなの力合わせの為せる技ですよね!

朝もやの大豆畑で、少し雑草の葉が光るのも見えてきました。

キヌサヤが小さな実を結び始めました。

誘引ひもをもう一段高くしてあげます。

正広君は去年からキッチンファームに来てくれている頼もしいメンバーの一人で、今年は管理機の作業もお願いすることにしました!

前週植えたトマトを支柱に結えていきます。トマト苗は約千本。手間のかかる仕事ですが、美味しいトマトのために!という想いがワクワクで、夢中にさせます。

アクロバティック

じゃがいもの土寄せ芽かきも大変なのでみんなで。

ナスタチウムの花が咲きました。葉も花も食べられます。

サヤインゲンの地被に播いたサラダリーフ。いろんなものが混在していて面白いです。

畑に向かうメンバー。いつも元気な子どもたちにこちらまでパワーをもらいます。

収穫したサラダリーフに添えているのはキャビアではなく、カラスのエンドウ(自生種)の実(豆)。こうした野草や山菜の利用法もメンバーのみんなが詳しくて、子どもたちも物知り。そうやって教えられ、食べてみて、味わってを繰り返し、学びへとつながっているんだなぁ。

田植えも終わり、畑への作物の植え付けもひと段落。3月末の種起こしから6月前中半までが1クール。ここまで息をつく暇もありません。その上り坂、夏至を迎える太陽の如し。

昔から当地で作られてきたと言われる”笹巻き”は田植え後の慰労の意味があるそうですが、祖母から教わったみちるさんが今はしっかりと体得し、キッチンファームのメンバーへと伝えていきます。、笹を巻いて餅米をその中に入れて包み茹でるのですが、いれるお米の量と結び加減にコツが必要で、最近になってようやくそれを体得できたようです。

これまでは、茹でた完成品が何個か爆発することがあったようですが、今年は一つも無かった!と喜んでいました。

という感じの当地の行事食である”笹巻き”づくりのワークショップ。実際に田畑での作物づくりの延長としてキッチンワークを展開していきたいという想いで名付けたキッチンファームでの最重点課題です。

うまくできた笹巻きは各自のお土産として持ち帰っていただき、お昼はいつもの持ち寄りランチ。一緒に手を動かした後の食事って何だか和みます。

雨に降られるとしばらく畑に入れないのがうちの粘土質の土の難点です。おまけに排水も悪く、周囲に明挙、暗渠も彫っていますが、ガヂガヂ、ゴロゴロの土の扱いがとても難しい。雨の降らなかった6月は、とても作業が捗ったのでした。

一雨ごとに、畑の色が変わっていきます。里芋の葉もずいぶん大きくなりましたが、畝間の雑草も青くなってきました。

こちらはきゅうりの誘引作業

昨秋から種取りように植えていた株を刈り取り

じゃがいもの畑も畝を高くしていきます。

大豆は2回目の中耕

トマトもようやく花芽をつけ始めました

トウモロコシ

森青蛙の拝み

赤蕪の種取りをしています。

トマトの誘引

里芋の植え穴の草むしり

ナスも。

4へ続く…