刈りフェスと題して行われた今季のたそがれ野育園の稲刈り。
今回は、秋田が誇るスカバンド「ザキングライオン」のバンマス、Billykenさんほか豪華DJ陣ほか、マサラホテルのじょにーさんのカレーや上ノミツヤさん提供のフード、盛岡から来ていただいたまったり〜ずルーアプカシウポポさんのライブなどで盛り上げてもらいました。
たそがれ野育園は今年で8年目。昨年からキッチンファームという畑部門を新設しましたが、もともとは、耕さない田んぼでのお米の自給体験をしてもらいたいというのがコンセプトです。まずは初心者でも無理のないよう6畳1区画の小さなマイ田んぼで種まきから稲まきまでの全工程を参加者の皆さんの手によって手掛けてもらおうという、農的暮らしの学び場です。
今年は疫病蔓延の報道もあるため、パブリックなイベントにするのはやめて、グループのみのこじんまりとした企画にまとめてみました。そのため9月の4連休を「刈りフェス」として、好きなように刈っていただくスタイルとしました。
フェス前日から機材の搬入が始まります。
今年の野育園田んぼはササニシキを作付けし、まだ稲刈りには早いかなという気もしていましたが、一部の倒伏の稲からは穂発芽もあったりして、雨が長引く前に刈ることを判断しました。
フェス前日から松川家のみなさんと、鈴木家がまずは田んぼに。9月に入っても雨が続いていたので、足元はだいぶぬかるみが深いようで難航しました。
翌日からのフェスでは、まず子どもたち自ら管理することを決めたマイ田んぼの刈り取り、この子たちにとっては稲刈りはまだ競争のようです。
その後、続々と稲刈りに訪れるメンバーの稲刈りを後押しするように、DJブースから田園へとこだまする洒落た音楽。
小気味良い音に気持ちを弾ませながら、一作を締めくくる稲刈りは、僕らの体験をよりいっそう華やかにしてくれました。笑い声の絶えない田んぼから、昼食の時間へと時は流れます。
お腹も心もいっぱいになりつつ、午後も稲刈り。
最後は焚き火で締めくくりました。
フェス最終日もじょにーさんのDJ音に包まれながらの稲刈り、
ふっちゃんとマーボーもわざわざ唄っこ歌いに盛岡から来てくれたのでした。
言葉足らずですみませんが、長々と書き綴るよりも皆さんの充実したお顔を見ていただけたら様子が伝わるかなと思います。
そしていよいよ、たそがれの稲刈りも始まります。